2015 Skyhoundz ルール変更

2015年から下記のルール変更が行われます。また、今シーズン中に新たなルール変更もあるかもしれませんのでご注意下さい。選手全員にその都度ルール変更を通知する事はできませんので、選考会に出る前にはホームページをチェックして下さい。
既に、現在(3月)までに開催された2015 Skyhoundzの大会は適用外ですので、下記のルール変更で大会結果に影響があることはありません。

Skyhoundz の選考会(Disc Dogathon, Skyhoundz Classic, Xtreme Distance

Skyhoundz 選考会(Classic, DiscDogathon, Xtreme Distance)の出場選手が、一つの大会で獲得できる世界大会への出場権は二つまでです。もしある選手が一つの選考会で三つ以上の出場権を獲得した場合、表彰式の前までに出場権を受ける二つの種目を選択し、辞退した権利は次席のチームに移ります。もし次のチームがいない場合は、その権利は自動的に消滅します。

例えば、ジョン・スミスさんがある Skyhoundz Classic 選考会で、愛犬「ポチ」とオープン部門とスポーツ部門の出場権を獲得し、同時に、愛犬「花子」とマイクロドッグ部門の出場権を獲得したとします。ジョンさんは、「ポチ」と得たオープン部門とスポーツ部門の権利を受けるか、「ポチ」とのどちらか一つと「花子」とのマイクロドッグ部門の権利を受けるかを表彰式の前までに決めなければなりません。そして辞退した権利は次席のチームに移ります。

注)- もし、ペア― ディスタンス/アキュラシ― 又は ペア― フリースタイル の選手の一人が出場権を辞退した場合、もう一人の選手はこの競技の権利はありませんが、その選考会の他の競技で二つの権利を得ることができます。

このルール変更は、選考会で特定の選手が権利を独占するのを避けるために作られました。そうなると、さまざまなチームの参加意欲が無くなったり、参加者が減少して大会事務局が経済的に損害を受けるようになる可能性があるからです。

Skyhoundz 選考会

2015 Skyhoundz Classic 選考会の選考チーム数

オープン部門         3チーム
スポーツ部門         3チーム
マイクロドッグ部門      2チーム
ペア― フリースタイル部門  2チーム
ユース部門          2チーム

フリースタイル

選考会でのフリースタイル競技数がますます増えていく中、事務局が大会をスムーズに運営したくさんの選手に対応するため、フリースタイルの計時に関して重大な変更があります。もし音楽とうまく調和した演技をしたいならば、注意して音楽を選びましょう。下記の変更をよく理解して下さい!

プレ-ルーティーン(計時前の演技)は無くなります。今後、フリースタイルがある大会(Classic, DiscDogathon, 室内大会、地方大会、他)に於いて、フリースタイル演技(音楽のスタートから計時が始まります)の時間は90秒で、得点を得るには人間、犬、ディスクの調和による演技が最低60秒必要です。

全てのフリースタイルのチームは、事務局の指定した場所からコートに入場します。
次のチームは、事務局の指定した場所で待機します。
チームは、ジャッジの準備ができるまではコートに入らず、MCの相図でコートに入ります。これは、前のチームが演技終了後に犬にリードを付け、ディスクを回収し、コートから出るのと、ジャッジが前のチームの採点するのを待つためです。チームがコートに入って準備ができたら、MCに音楽をスタートする相図を出します。
音楽がスタートしたら、計時が始まります。
演技が終了したら、もうディスクを投げてはいけません。速やかに、犬にリードをつけ、ディスクを回収し、指定された場所から出て下さい。安全の為、選手は演技の最中や終了後であっても、観客へ向けてディスクを投げてはいけません。

Skyhoundz Classic のクラス

Skyhouhdz Classic 選考会では、マスターズクラスとノービスクラスは無くなります。(エキスパートクラスの出場者だけが世界大会への権利を獲得できます。)選考会に出場する全てのチームは、いつも競技をしている部門のエキスパートクラスで出場して下さい。これで選考会の運営と採点が簡潔になると思います。

選考会事務局が、独自の裁量で他のクラスの競技を行うことは自由です。

最終選考会(Skyhoundz Classic, DiscDogathon, Xtreme Distance

既に世界選手権の権利を持っているチームは、単に練習の為だけに最終選考会に出場することはできません。しかし、権利を持っていない部門やクラスに出場することはできます。これは、競技が日の暮れる前に終了する為の変更です。

例えば、ジョン・スミスさんと「ポチ」はあるSkyhoundz Classic 選考会で、世界選手権大会のオープン部門の権利を獲得しました。ジョンさんとポチは、最終選考会のオープン部門には出場できませんが、スポーツ部門には出場できます。

Xtreme Distance コート

Xtreme Distance のコートの最小限の条件としては、平らで、草の生えている長方形の土地で、少なくても50ヤード×110ヤード(犬が加速する為、スタートラインの後方15ヤード以上必要です)の広さが必要で、回りに障害物の無い事です。コートの場所、投げる方角、スタートラインの位置は、大会事務局が決定します。一度スタートラインが決定したら、そのラウンドの全ての選手は同じ場所から投げます。

注)- 風向きは変わりやすいので、選手はよく準備しなければなりません。向かい風、横風、追い風で投げる必要があるかもしれません。

次のチームが呼ばれたら、速やかに待機場所から投げる場所へ進みます。一度チーム(人と犬)が位置に就いてから「投げるまでの時間」は15秒です。その後は計時が始まり、準備ができたらスタートするように忠告を受けます。時間は90 秒で、何度でも投げる事が出来ます(あるいは、「渾身の一投」を一回だけ投げることもできます)。他の犬のロングディスタンスの大会と違って、ディスクが人の手から離れるまで犬はスタートラインを超えてはいけません。フォルトになってしまいます。人は投げる時、ラインを踏んだり、越えたりしてはいけません。フットフォルトとなって、得点になりません。もし必要なら、誰かにラインの後方にいて犬を抑えてもらって下さい。

Xtreme Distance の計測

スタートラインのどこから投げたかに関わらず、キャッチした場所とラインの一番近い場所の最短の直線距離を計測します。

Xtreme Distance の安全問題

大会事務局は大会開始前に、安全のため危険な場所を立入禁止区域とします。この区域でキャッチしても、計測もしませんし得点にもなりません。